東野圭吾『たぶん最後の御挨拶』
本日の一冊は、東野圭吾『たぶん最後の御挨拶』。
打たれ弱かったら作家になんかなってない。文学賞落選記録15回!――「押し続けていれば壁はいつか動く」と信じ続けた20年の日々。~単行本オビより~
東野圭吾氏の人生全部を振り返るエッセイ集です。今までこのほかに4冊のエッセイ集が出ていますが、本書はそれらに収録されなかったエッセイをほとんどすべて網羅しているんじゃないかという勢いで多数のエッセイが収録されています。
Qは本書のほかに『さいえんす?』というエッセイ集を以前読みましたが、そのときに東野氏の考え方にいちいち共感し、それからさらに氏の小説を好きになっていました。「東野の小説、おもしろいな」と思う方は、小説だけでなくぜひ本書を一読されれば、小説の世界観がより広がるんじゃないかと思います。本書は東野氏の年譜に始まり、自身による全作品紹介や、その他諸々の雑誌で掲載されてきたエッセイがごろごろっとたくさん載っています。おもしろくて一気に読みきってしまいました。
しかしながら、本書のタイトルのとおり、ご本人はこれをもって今後はエッセイを書かない所存とのことです。残念ですが、またいつか再開してくれることを祈りつつ、小説を楽しんでいきたいと思います。
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