東野圭吾『十字屋敷のピエロ』
本日の一冊は、東野圭吾『十字屋敷のピエロ』。
ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば……しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。~文庫裏表紙より~
上記のとおりちょっと趣向が変わっていますが、親戚一同が集合した屋敷の中で殺人が起きる…なんて結構ベタな筋で、まさに東野圭吾初期の作品という感じがします。最近の東野作品にある重厚さや緻密さはありませんが“ミステリーとは何ぞや”を追究しようとする姿勢が感じられます。純粋なミステリーとして気軽に楽しめますよ。
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コメント
連休中読みました。この作品のピエロいい味出してますね。宮部みゆきもかつて財布に語らせる手法の小説の長い長い殺人って書いてたけどピエロは独特の哀しさありよりこの家族が悲劇的に感じられました。これも東野さんの初期というか30過ぎの作品なんですね。解説の人が書いてたけど無駄がなく読めば読むほど味わいが増す小説です
投稿: 福田浩司賞味大臣 | 2008年5月 6日 (火) 21:01
なるほど、そうかもです。
投稿: Qちゃん | 2008年5月 8日 (木) 00:36