東野圭吾『殺人の門』
本日の一冊は、東野圭吾『殺人の門』。
「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?
人が人を殺すと言う行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。~文庫裏表紙より~
全体的に暗いし、「おまえ、何やってるんだ!」と主人公に言いたくなりますが、さまざまな詐欺の手法のオンパレードは読んでいて面白いですねぇ。倉持はひどい男ですが、なぜか心から憎めなくて、主人公と同じ気持ちにさせられてしまうのは、さすが東野圭吾、筆力の賜物です。『白夜行』好きの方にはぜひおすすめの重厚な一冊です。
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» 「殺人の門」(東野圭吾) [◆笑ったメモ〜実録マンガの素〜]
お手伝いを雇えるほど裕福な家庭に生まれた主人公田島。しかし祖母の死と妙な噂をきっかけに両親は離婚。父親は女に騙され職を失い、転がるように不幸になっていく。いじめ、初恋の人の死、詐欺、偽装不倫…不幸の種を運んでくるのはいつ... [続きを読む]
受信: 2006年8月30日 (水) 22:28
» 「東野圭吾」の感想 [読書感想トラックバックセンター]
「東野圭吾(ひがしのけいご)」著作品についての感想をトラックバックで募集しています。 *主な作品:放課後、秘密。容疑者Xの献身、ゲームの名は誘拐、悪意、白夜行、手紙、時生、レイクサイド、分身、むかし僕が死んだ家、毒笑小説、殺人の門、他 書評・評価・批評・レビ..... [続きを読む]
受信: 2006年9月16日 (土) 20:49
» 縁 〜「殺人の門」〜 [サナダ虫 〜解体中〜]
「殺人の門」(著:東野圭吾)を読んだ。
主人公・田島和幸の不幸な人生。
感想。
①虫歯治療の麻酔で死んだ人がいるって、聞いたことあるけど・・。
②毒じゃなくてナイフかよ!
③もっと人間不信になってもいいと思う。
ずぅ〜ん・・とくる。
重い。
しかし、さすがは東野圭吾。
人間のドロドロを書かせると、天下一品だ。
★★★★★
雰囲気が「白夜行」に近い感じで、
主人公の少年時代が「あの頃ぼく... [続きを読む]
受信: 2006年9月16日 (土) 23:56
» 殺人の門(東野圭吾・角川文庫) [文庫の本棚]
なんと表現したらよいのか、非常に難しい小説でした。
お手伝いさんを雇うほど裕福な歯医者の息子、田島。
小学生の頃から地道に働くことより大きく儲けることに執着していた倉持。
この二人の小学生時代から青年期まで延々と続く因縁を
克明に丹念に綴っていく、地味といえば地味な物語です。
「あいつを殺したい」 ―― 多くの人間が願望のみに踏みとどまる
一線を踏み越えてしまうものは何なのか。
田島は、ささやかな自分の幸せを瓦解させ翻弄する倉持に殺意を抱くが、
口の上手い倉持の前に殺意は増幅... [続きを読む]
受信: 2006年9月18日 (月) 22:32
» 東野圭吾『殺人の門』 [itchy1976の日記]
殺人の門角川書店このアイテムの詳細を見る
今回は、東野圭吾『殺人の門』を紹介します。本書を読んでも、ぱっと明るくなることはありません。むしろ、ずっと心の中で悶々としているようなもどかしさを感じます。主人公の田島和幸がいつ倉持修を殺すという殺人の門をくぐることになるだろうか?本書に関していえば、好き嫌いが分かれる作品だと思います。
本書は、人が殺しに至るまでの過程を田島和幸を通して思い描くことになる。つくづく、憎し�... [続きを読む]
受信: 2006年10月 8日 (日) 20:12
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